外資系秘書はビヨンセ・日系秘書はマライアという私の分類方法の理由
こんにちは
シンディです。
今日は音楽の話〜
と言いつつ秘書業務の内容について。
外資系秘書と日系秘書の違いについてお話してゆきますよ！
９０年代はマライア・キャリーの思い出
私は90年代からずっとマライア・キャリーが大好きで・・・
当時はCDかカセットテープの時代。
CDを大切にスーツケースに入れて持って行って、
海外駐在先の、フィンランドのアパートで
オーナーさんに借りたCDプレイヤーでなんどもなんども
聞いていたんですが
（今だったらそんなことしなくて、ダウンロードですよね！
時代を感じるわ〜〜）
本当にマライアの歌声は
海外留学や駐在の時の心の友でした。
まあ、マライアは世界的なスターだったから
日本から持っていかなくても最悪現地のCDショップでも買えたのですが
万一買えなかったら困るので律儀にもっていった。。。。
中でも、1993年リリースの2500万枚売れた大ヒットCD、
「Music Box」は フィンランドの自宅アパートで大音量で
夕日を浴びながら聞いていました・・・
特に”Hero”が好きだったなぁ・・・
こんなに歌が上手い人がこの世にいるのかって
鳥肌が立ちましたよね。
初めての海外勤務、甘酸っぱい思い出と一緒に
思い出します♪
2000年代は強い女・ビヨンセに注目
さて、その後、しばらく
マライアがなんだか表舞台にいなくなった時期がありました。
シンデレラストーリーで有名な、夫であるCBSレコード
（現・ソニーエンターテイメント）社長の
トミー・モトーラ氏と別れたり
太ったり痩せたりと色々あって気を揉んでいるうちに・・・
ダンスがめちゃうまくて
歌も上手くて
セクシーなのに
どうやら性格は生真面目。
なんだかこのギャップがいいなぁ。。。
私が好きな曲は
女子ばっかりのバンドで演奏されることも多い
ダンサブルな ”Crazy in Love ”
あとは ダンス要素が少ないけど
Dream Girls の挿入歌でヒットした ”LIsten" （歌うのがむずかしい）
If I were a boy もいいですね。
ビヨンセのすごいところは
カリスマ性もそうだけど
あれだけ激しく踊りながら
ハンドマイクを手に持って
ちゃんと歌っているところ
（オバマ大統領の就任式では国歌斉唱が
口パクだったとバッシングされたけどあれはあれで
失敗できないシチュエーションなので理由があったこと）
そのあとの釈明（？）記者会見が見事でしたよね！ご参考に。
そんなプロフェッショナルな
ビヨンセ。
結婚し、一人目の女の子の次は
双子ちゃんも生まれて
順風満帆ですね。。。
ビヨンセとマライアの特徴を使って秘書の種類を分類
ビヨンセとマライアを比べたとき
どちらもビッグスターだけど
あなたはどちらが好きですか？
私は両方好きなんだな〜〜〜
一人が選べないです。
とはいえ、最近はビヨンセの方を注目しているかな。
ところで、
２人には共通点もあるけれど、
人種差別で大変な思いをしたとか
（ちなみにマライアは父親がアフリカ系で母親がアイリッシュ系）
それよりも、やっぱりスターとしても
大きな違いがありますよね。
活動時期も、年齢も少し違いますが
根本的な違い。
その違いをもとに
私はよく
外資系企業のエグゼクティブ秘書と
日系企業のエグゼクティブ秘書の
違いを説明するときに使わせていただいているのでその話をします！
やっと本題です。
前置き長かったでスネ・・・
さて、本当にざっくり分類するとして
日系企業秘書はマライア
として説明しますよ〜〜〜
秘書として必要な最低限のスキルとは？
まず、分野関係なく「秘書・アシスタント」の仕事の基本をあげてみますね。
まず、必要なものは
秘書業務の基礎知識として、
ビジネスマナー、一般常識や教養
PCやツールの使い方
会社特有の製品や歴史など
社内の役割分担や人間関係、業務の進め方やルール
人間関係やコミュニケーションの知識
経営、会計など上司の仕事を理解するための知識
その他、担当分野の専門知識 （弁護士秘書なら法律など）
・・・こんなものでしょうか
外資系の秘書ではここに一つだけ必須の技能が加わります。
それは、
そう、外国語です。
多くの場合は英語かと思いますが、
海外本社で定めている共通言語ですね。
これがないと、運転免許なしで路上に出るようなもので
まずは仕事のスタートができないです。
というわけで、
日系秘書＝スターで歌が上手い＋ダンスはできてもできなくてもOKなマライア
として（無理やり）たとえてみました。
お分かりのように、ビヨンセはダンスがプラスされるので
２人ができることは違うけど
決してビヨンセが上でマライアが下と
いうわけではないんですね。
それぞれの必要性なんです。
ダンスと歌を両方ともいい感じでアーティストとして見せてくれるのがビヨンセだし
マライアは歌が本当にありえないほど良いので別にダンスがなくっても満足だし。
さて、そんなわけで、ご質問に答えますね。
「外資系企業に転職するのに
仕事の英語はどの程度できたら良いですか？」
というご質問をよくいただくんです。
どんな仕事をするかにもよりますが、
コミュニケーションできないと困るので
強いていうなら、
ビヨンセが歌いながらダンスもできるくらいのレベル（笑）。。。。
しかも、
英語ができるからすごいでしょ、（ドヤ）ってならない程度。
普通にコミュニケーションできて当然です。
・・・・という意味がわかっていただけるかな。
つまり、コミュニケーションや活動のベースになるもの、特殊なことではない、
ということなんですね。
「英語ができるのすご〜〜い」
って言っていただくことがありましたが （今思うとお世辞かもしれん）
これは本当に、英語を使うっていうことが息をするレベル、
運転するレベルだということを
お分りいただけたら。
（日本企業で、誰かに日本語できてすごいですね〜って言わないですよね？
そういうことです）
特別なことじゃないんです。
でも、そのために日々ブラッシュアップの努力をしていることも事実。
ビヨンセが毎日欠かさずダンスのトレーニングしているようにね！
ではまた♪
富士山が綺麗ですよー♪
丸の内から大手町にかけてのエリアも
ここ数年で
だいぶビルが建て替わりましたね〜
（年寄りみたいだけど許して〜）
皇居のお堀にせりだすような立地だった
外資系保険会社のビルも
2011年頃から取り壊し・再建
すっかり新しくなって
高層ガラス張りで
日系保険会社さんのビルとして
再出発。
ゴージャスになりましたね〜
かつてA◯Gビルだった時は15階建
一階ロビーは狭いけど全面大理石張り
あの場所にしては贅沢な作りです。
（皇居を上から見下ろすのは制約がある
と聞いたことがあり、タワマンのような高層建築
はできないらしい）
一時は旅行保険を申し込める
カウンターまであったり
2001年の同時多発テロの頃から
あらゆるセキュリティが厳しくなるまでは
なんだかゆるくて
余裕を感じる作りでした。
さて、当時、2000年をまたいで
前後15年にわたって
丸の内のA◯Gビル （← 伏せ字になってない）
に仕事で通っていたのですが
当時はまだ中層階からも
天気の良い日は窓から富士山が見えました！
西の新宿方面に、部分的にですが。。。
※ 2019年現在は、高層ビルが林立してしまい
丸の内にあるビルから富士山をみることは不可能となりました。
さてそんなある日のこと。
私は外人と日本人上司合計５人を抱えて
めっちゃ忙しい日を送っていました。
なにしろ全員性格も考えていることも全然違うので
一人一人に合わせて仕事をした後
他の人の仕事に取り掛かるときに
切り替えが難しい！
要は手がかかる・・・
愛すべき上司達でした。
当時の上司のみなさんは５名。
それぞれの上司の大まかな特徴は：
1. グローバルでもポジションの高い事業本部トップのイギリス人男性（超エリート）
2. １の外国人より年は数年上。国内のパートナー企業での人脈がすごいたたき上げの頭がキレる日本人おじさん
3. イギリス人と同年代、海外でMBA取得してきた若手トップ感アリの日本人ビジネスマン
4. 長いものに巻かれるけど経費は好きに使いたい超日和見的な手のかかる日本人おじさま（女子には優しいけど。。。）
5. 合弁会社を渡り歩いてちょっとこじらせちゃった、若くて頭が良いけどちょっと気弱なアナリスト系男性
サポートの優先順位の順に書いてみましたが
そんなわけで各々からのリクエストが
本当に多岐にわたって
日本的な対応 vs グローバルエリート向けの対応
を瞬時に使い分けないといけなくって
めっちゃ忙しかったんです。
いつも、見た目だけは冷静沈着を目指す
私も結構パニクっていました。
そんな忙しすぎる午後。
私が自分のオフィス（机）で黙々と
下を向いて何かのチェック作業をしていたら
上記３番目のMBAエリート日本人上司
Cダイレクターがいきなり声をかけてきましたよ！
「シンディさん、富士山が綺麗ですよー」
え？？？
私の席からは窓が見えないので（秘書だからね）
ハイポジションの人の部屋に移動
（外資では窓のある長めのよい部屋＝エグゼクティブの部屋）
Cさんの部屋はちょうど西側に窓があるので
夕やけや夜景が綺麗に見えたりするんです。
「おおお〜〜〜〜〜
富士山が見えますね！
雪をかぶっていて綺麗！」
ビルの西方向にある特定の窓の
隙間から見えるだけだけど
雪を頂いて本当に綺麗に見えていたので
改めて
こんな良い場所にオフィスがあるのに
下を向いて黙々と仕事するばかりの
自分をちょっと恥ずかしく思い
声をかけてくださったCさん
なんか、いいな、と思いました。
頑張れ、でも
大丈夫、でもなくて
富士山が綺麗ですよー♪
ってなんか素敵じゃないですか？
秘書を励ますのに。
初めましてシンディです（自己紹介・仕事編）
ご挨拶と簡単な自己紹介
皆様、はじめまして。
シンディと申します。
念のため、日本人の女性です。
ここで自己紹介させていただきますね！
名前の由来
「シンディ」というニックネームは
1990年台半ば、
当時、外資系IT企業に社長秘書として勤めていた頃、
台湾出身の同僚につけてもらいました。
割と気に入っています。。。
御察しの通り、その頃社長秘書をやってたということで
逆算していただくとわかるように
年齢は結構いい感じのアラフィフです。
数年前までは東京・丸の内にある外資系企業で
バリバリに秘書として仕事していました。
担当してきた秘書の仕事について
秘書歴は通算22年ほどあります。
内訳は、外資系企業（多国籍企業）数社、日系一部上場オーナー企業、
日米合弁企業など。
基本的には外国人（英語でコミュニケーションを取る）
上司の担当で、ローカルの日本人や多国籍役員数名も
同時にサポートする形。結構忙しかったです。
秘書の仕事について自分の思い
言葉以外にも異文化の間に立って日本の習慣を伝えたり
その逆を行ったり。
自分も仕事を始めてから英国に海外留学、
その後ヨーロッパ内に駐在して運輸業に
従事したことがあるのでちょっぴりですが
自国以外の海外で働く人の気持ちがわかります。
そんな感じで、海外で頑張る人たちの力になりたいと
言う思いもありました。
私にとって、日本にいながらも異文化のなかで
経営トップの秘書業務を行うと言うのは本当に向いていて
大変でしたが、楽しくやりがいもあって仕事をしていました。
秘書として具体的にどんなことをしていたか
企業内の役割としては、組織のトップ（社長、CEOなど）を
担当することが多かったです。
また、エグゼクティブ担当秘書として秘書業務を行うだけでなく
本当に広範囲な業務を担っていました。
水面下で進めるあれこれ、会社としての登記や
M&Aのお手伝い、
グローバルで社内のイントラネット
（社内だけのインターネット情報）編集担当などなど。
今のようにネットで情報をシェアすることが
一般的になる直前だったのでおっかなびっくり
いろんなことにチャレンジし他のを覚えています。
いや〜〜アメリカは進んでいるな〜〜〜〜と
感じたのもその頃でした。
1990年から、すでに外資系企業のアメリカ本社が作ったシステムで
日本の工場から電子メールでやりとりさせられました。
英文科出身でないのでろくにタイプもできない秘書だったのにタイプを飛び越えて
いきなりインターネットの洗礼です！ 。。。
他にはホテルや航空会社などベンダーさんとのエンドユーザーとしての
購買担当者と合同での交渉役
2010年当時、どこのホテルの車寄せが
最もセキュリティ対策万全なのかよく
わかって興味深かったです。。。。
日本代表として対海外本社のやりとりの
インターフェイスとなったり
外国人エグゼクティブならではの醍醐味でもある（！）
エクスパット（外国人駐在員）ファミリーのお世話、
配偶者、お子さん、ペットのワンちゃん猫ちゃん
操っていました（笑）
外国人エグゼクティブサポートはネタの宝庫
もうエグゼクティブサポートに関しての
各上司とそのご家族ネタは尽きないのですが、
そこは秘書の仕事の最も大切なお役目
「秘密を守ること」に従いまして
エピソードそのままではなくて、
設定を変えてお伝えすることがほとんどであること
そこのところはお許しいただけたらと思います。
退職して、ペンネームでもやっぱりそこは譲れませぬ。。。
今の仕事と私が目指しているもの
さて、家族の介護など、個人的な事情で秘書の第一線から退職し
現在は独立起業して時間の裁量がきく形で現役秘書と
エグゼクティブ（経営者、役員）向けのコーチング・コンサルティングを
やらせていただいています。
みなさん忙しすぎて自分を見失っていることが
多く、かつての自分と重ね合わせています。
特にハードに働く人たちの心身の健康についてはとても関心があり
よく休むこと、休暇を取ること
質の良い睡眠について
人間関係の悩みの対策
自己肯定感を持つこと
などについて
発信が多くなるかと思います。
このブログではそんなちょっと引いた
第三者的な立場でありつつ
経営者として道を切り開いている方々、
そしてそれをサポートしながら日々過ごしている
かつての自分のようなエグゼクティブ秘書の方々を
コーチ・コンサルとしてお手伝いしつつ
気づいたこと、思うこと
さらに今までの外資系エグゼクティブ秘書時代の
体験談やコーチ、コンサルとしての専門知識も交えて
楽しくお伝えして行ければと思います。
ゆるく、かつ真面目に色々と語ってゆきますので
どうぞよろしくお願いします。
人を癒す顔の人って？ トシ伝説に納得
こんにちは、はじめまして。
シンディと申します。
さて、今回のテーマをお送りしてゆきますね！
目次
写真を見るだけで癒される顔ってあるの？
先日、ツイッターを見ていたら
びっくり！ するニュースが目に飛び込んできました。
あ、ご安心ください、明るいニュースですよ
ちょっとずっこけちゃうニュース。。。
なんとなんと、
お笑い芸人、タカアンドトシの「トシさん」
の話題です。
トシさんの顔を見るだけで癒される
さらに生理痛や頭痛まで「治る」人が続出
顔写真を見るだけで体調が良くなる
というものです！
なんじゃそれ？
触るだけで治した
イエスキリストの再来？
とにかく、顔を見るだけで具合が良くなる
というご意見が続出。。。
トシさん伝説の具体例はこちら
togetterにこんなまとめ記事がありましたのでどうぞ！
すごいですね〜
私、はずかしながらあんまりお笑いに詳しくなくって
トシさんの顔が思いうかばなかったんだけど
こうやってお写真を見ると
確かに、癒されるわ〜〜〜
と思ったのは事実。
いわゆる「超イケメン」というわけでは
ないんだけど（すみません）
好感が持てる顔、優しそうな顔、オーラのある顔
っていうんでしょうか。
そういえば、秘書時代に
お付き合いのあった取引先企業の
社長さんでも、
日本・外国を問わず
業績が伸びている企業のトップや営業担当者は
このタイプの安心感を与える顔立ちの方が
結構いらしたように感じます。
笑いの力のパワーもプラスに？
また、その他お笑いで鬱が治った人もいる
という話も載っていましたが
笑いの力ってすごい
これはトシさんに限らず
お笑いの人、その他エンターティメント
全体に言えることですよね
お笑いって
今風にいうと尊いですね！
いや〜〜笑うことの力って本当にすごいんだと思う。
トシさんの場合顔プラスお笑いの
相乗効果ですごい効果が出ていそうですね
笑いの力で難局を切り抜けたエグゼクティブ
秘書時代の話に戻りますが
仕事上の上司（偉い人）の対応をしていて
かな〜〜〜りピンチ、これはやばいでしょ、
という場面は結構ありました。
例えば、
スケジュール上のトラブルで時間が足りない
取引先のトラブル
海外本社のトラブル
急なリストラの波が日本にも（！）
家族のトラブル（病気、怪我など）
これどれ一つ取っても
私だったらパニックになってしまうくらいのおおごと。
でもね、上司の対応はさすがでした。
慌てず騒がず、むしろ伝達役だった私のことを気遣って
お礼も言いながら自分が責任を取っていましたね。。。
そんな上司に今回のトシさんと
似たような印象を受けますね。
飄々と淡々として、人のせいにしなくて
爽やかで。。。
そうそう、その人一人いるだけで
集団の中で周りの人に与える影響って
ありますよね。
その影響力の大きさを自分でよく自覚していると
ひょっとしたら、周りの人が
体調が良くなったり
痛いところが直ったりするのかしら。。。
（仮説です）
私の元上司の場合は社内でも
それなりに偉い人だから
そもそもその人が責任を取ることは当然という
ことになるんですが、
でも自分に自信があり、
潔く全てを受け入れているからこそ
周囲への気配りがすごくて
それを感じ取った秘書やスタッフが
「この人のためにもっと頑張って働こう」
とやたらモチベーションが上がっちゃう・・・
するとさらに業績が上がる・・・
そんな好循環が生まれますよね。
人に安心感を与えるって
巡り巡って自分のためになるわ〜
大事だな〜 とつくづく思いました。
ではまた次回に〜♪
